2021年上半期 結果発表!

ぱちべえさんが選んだ「すごいエロVR」 2021年上半期

ぱちべえさんが選んだ「すごいエロVR」 2021年上半期

ぱちべえさん

運営サイト/レビュー寄稿ページ痴女同盟

Contents

推薦作品 1
ジャケット画像【VR】「そのリア充な美しい顔を汚してヤル」向かい部屋の美女に愛が募りすぎて夢中でどろどろになるまで顔射レ×プしてやった… 夏目響

2021年上半期、「○○特化」もしくは「ノーカット」と銘打たれた作品群が目立ちました。二大トレンドと言ってよいでしょう。
※この2つのトレンドは、今後のVR AVを考える上でとても興味深い対照的な二大軸で、詳しくはメッセージ欄にまとめていますので、ぜひご覧ください。

「地面特化」を生み出した矢澤レシーブ監督が、この二大トレンドを軽やかに横断しつつ、「VR AV」をめいっぱい「演出」してみせた今作が、私にとって2021年上半期で最もすごい作品でした。

冒頭のニュース風の映像に度肝を抜かれます。男優がだらんと足を投げ出した、おなじみの主観映像から始まるよりも、むしろ世界に引きずり込まれてしまうのは、私たちがカメラによる客観的な「映像」を見ることにすっかり慣らされているからでしょうし、安全な場所で傍観するべき映像を自分の主観として突きつけられるからでしょう。

そして留置場の面会室。重苦しい表情のクローズアップ。やはりVR AVでは見慣れないものです。監督の恣意によって切り取られた映像を主観するよう仕向けられます。

VR AVでは省略されがちな客観的場面を主観するという転倒によって、ユーザーは自分が重大事の当事者になってしまうのです。

この作品は、2D映像、ヘルメット型カメラ映像、固定カメラ映像とさまざまな撮影手法を駆使しています。
「映像」を見るとき、私たちは無意識に自分の身体感覚を映像を映写するメディアに合わせて切り替えています。例えば、テレビを見る身体、スマホを見る身体、そしてVRゴーグルをのぞきこむ身体。撮影手法が切り替わるにつれて、切り替わっていく私たちの身体は、次第に夏目響という中心に近づいていくのです。

ついに中心に至ったとき、展開される固定カメラ映像の躍動感に驚きます。
「ノーカット」で体験できるヘルメット型カメラ映像に勝るとも劣らない、まるで自分自身が揺らいでいるような圧倒的臨場感は、今期の二大トレンドのさらに先を行く映像だったと思います。

強制的に視野を矩形に区切ることで「映像」は「演出」されるわけですが、区切りがあいまいなVR AVを、ここまで「演出」しきった作品はなかなかないんじゃないかと思います。

固定カメラで、ここまで自在に動いているような感覚を得られるのは、首に巻き付けた口枷拘束具で夏目響を好き勝手に操る効果もあるでしょうし、彼女の想像力豊かで柔軟な動きにもよるでしょう。

矢澤レシーブ監督がこれまで様々な作品で用いてきた仕掛けが見事に活かされているのもおもしろいです。

SM的な拘束を用いて女性を固定カメラの前で欲望に合わせて動かすのは、2018年下半期の『SM VR 大好きな彼女と初めてのSM!初めて見る拘束具を使って快感でおかしくなるまで続く玩具責めで失禁イキっぱなし』や、2020年上半期の『最高の愛人といいなり温泉不倫旅行 ねね』を思い出します。

2Dのニュース映像が現実とシンクロしていくのは、2021年下半期の『部下であるボクが高級タワーマンションに招かれてー 女社長と時間を忘れるほど濃密な高級ランジェリー不倫情交 CEO佐田茉莉子 41歳』でも見られました。

これまで蓄積された演出の引き出しが、異様なまでにハイテンションのレイプシーンを生み出したんだと思います。

私はレイプという陰惨な設定は苦手です。でも、セックスシーンは夏目響の独特の明るい声質もあって、ええのんか、ええのんか、と大興奮しました。夏目響の明るい被虐感だから成立する作品かも。名演です!

[採点:59/60点(ふぁぼ:10、新機軸:10、演技:10、エロ:10、密着:10、淫語:9)]

推薦作品 2
ジャケット画像【VR】全コーナー完全ノーカット 【新基軸】交わる体液、濃密セックスVR 坂道みる

2021年上半期の二大トレンドの一つ、「ノーカット」を代表する作品です。

「ノーカット」はセックスを対面座位、騎乗位、後背位……といった体位の切り貼りではなく、切れ目なくセックスを見せてくれます。ヘルメット型カメラ映像(a.k.a.ハメ撮りVR)をついに定番化させた大発明です。
その先駆となったのは2020年下半期の『【新基準】ほぼノーカット!ハメ撮りVR ストレスフリーで最高の没入感に浸かる伊藤舞雪との熱烈イチャラブSEX』ですが、今作はその二番煎じのようで、実はまさにタイトル通りの「新基準」を生み出した、すごい作品だと思います。

ヘルメット型カメラ映像のVRは、行為をしながら男優が撮影するので「ハメ撮りVR」とも呼ばれます。でも、カメラは頭に付いていて、手に持っているわけではありませんから、かなりコントロールしづらい撮影と想像できます。
例えるなら、車を運転しながらドライブレコーダーで撮影するようなものじゃないでしょうか。

しかも撮影は男優が行うわけですから、監督はお膳立て以外に、どうやって映像を演出していくのでしょう。

この作品は、女優がリードし、男優が受け身になることで予想外の動きを最小限にしています。
VR酔いをほとんど感じず、しかもおそらくは監督が意図しただろう美しい映像が実現しています。

男優は受け身一方ではなく、ここぞというというところで、セックスの盛り上がりに合わせて主体的に動くので、まるで自分が責めに転じたようなドライブ感も味わえます。

完成した体位でピストン作業を眺めるVR AVに慣れた身には、体位と体位と間に生じる一緒にセックスしちゃってる感がとても楽しい。

男性の主体性をいくぶん犠牲にしているのはたしかなので、ヘルメット型カメラの醍醐味は少し薄れているかも知れません。また、女性がいわゆる「痴女」として振る舞わないといけないのは、リアルなセックス感からは遠ざかるので、ちょっとさみしい気もします。

ただ、それを補ってあまりあるのが、坂道みるのおそろしいくらい集中した演技です。

6つのチャプターをそれぞれはっきり分けているのは、女優の魅力を多面的に引き出すためでしょう。専属女優の2D AVでよく取られる構成に似ています。隙がなく、スパルタンな構成はまさにプロの作った映像作品の風格です。
よくあるVR AVでは、セックスに至るまでの場面、一休みする場面など「アソビ」の時間がよく挟まれますが、それが稚拙だったり、ぎこちなかったりして、作品自体のプロ感を損なうことも多いと感じます(けっして嫌いではありませんが)。

今作はセックスまっしぐら。テンションの高い時間がひたすら続きます。
VR AVの一つの型になるだろう2D AV的完成度を実現した今作は、まさに「新基軸」だったと思います。

[採点:58/60点(ふぁぼ:9、新機軸:10、演技:10、エロ:10、密着:10、淫語:9)]

推薦作品 3
ジャケット画像【VR】業界初!75分間ず〜っとチ●ポ責め続けられる完全ノーカット&ノンストップエンドレス痴女VR【蛇舌でゾクゾク全身舐め】【緩急付けた寸止め手コキ】【わがままグラインド&高速杭打ち騎乗位】これがホントに初VR作品!?痴女の天才、爆誕!!Gカップ淫乱お姉様・壇凛沙

2021年上半期の重要トレンド「ノーカット」作品群の一つですが、ヘルメット型カメラでなく、固定カメラを使った異色作です。

男優は動けません。ほぼマグロです。座位から騎乗位への視点移動は見事ですが、けっして新しいものではありません。
何が新しいかと言うと、ノンストップで痴女り続ける壇凛沙が新しいわけです。

タイトルを振り返りましょう。

『業界初!75分間ず〜っとチ●ポ責め続けられる完全ノーカット&ノンストップエンドレス痴女VR【蛇舌でゾクゾク全身舐め】【緩急付けた寸止め手コキ】【わがままグラインド&高速杭打ち騎乗位】これがホントに初VR作品!?痴女の天才、爆誕!!Gカップ淫乱お姉様・壇凛沙』

見終わった私はこう振り返ります。
これがホントに初VR作品!? 痴女の天才! 75分間ず〜っとチ●ポ責め続けられる完全ノーカット&ノンストップエンドレス痴女!

そのままです。すごいすごい!

女性が自らフェラすることをいとわない現代、痴女とはもはや職種となりました。
お医者さん、先生、そうした肩書きの並びに「痴女」はいます。

2Dなので見てませんが、デビュー作『高級痴女倶楽部Mリピート率No.1巨乳嬢AVデビュー 壇凛沙』を鵜呑みにするなら、壇凛沙はプロのM性感風俗嬢らしい。

M性感店は挿入なんかありませんから、挿入したときは痴女みがいくぶん薄れます。
痴女状態での挿入には慣れてないんでしょう。
※それでも、M的願望症候群閉鎖病棟に入院したことがあるならわかるでしょう、「逆転」は許しません。
※挿入時も「圧倒的っ!!!」でいることはたいへん難しく、それができる女優は私が知る限り片手に満たないのですが、壇凛沙はその境地に辿り着ける逸材だと思います。

なので、最後は挿入を放棄し、男優のコンドームを外すという荒技に出ます。
これぞノーカットのアドリブ痴女ライブ。WAAPの痴女AVの世界。

彼女にとっておちんちんは男を操る操縦桿です。
たゆんたゆんのおっぱいをチラつかせ、すべてが壇凛沙の管理下、承認のもとにコトが進みます。

至福の75分間です。

[採点:59/60点(ふぁぼ:10、新機軸:10、演技:10、エロ:10、密着:10、淫語:9)]

推薦作品 4
ジャケット画像【VR】【Fitch肉感VR】 碓氷れんVR解禁!女性専門の出張エステティシャンが極上の施術で僕の妻を寝かしつけた途端に 鼻腔を刺激する卑猥なメスの匂いを漂わせながら涎を垂れ流すほど濃密なSEXで寝取られちゃいました!

今期最大の発見が、今作主演の碓氷れんです。
私にとって歴代ベスト3に入る痴女女優となりました。

もし、私が碓氷れんにもし会うことがあったら。
オドオドと「痴女、上手ですね」と口走る私に、愛想良く、しかし少しとまどった風に「そうですか? そう言ってもらえるとうれしいです」と律儀に答える碓氷れんが目に浮かびます。私は彼女のTwitterをフォローしているからわかるのです。

そう、絶対伝わらない。

碓氷れんに、痴女なんて装置は必要ないのです。痴女が上手とか言われても困っちゃうのです。
責めとか受けとか気にしない、ただフラットなコミュニケーションをしているだけなのです。

それこそが、実は痴女の本質であり、腐海と同じく清浄かつ正常な世界になれば役割を追えて消えていくのが痴女なのです。わずかに伝統芸能としてマニアAVにのみ登場するようになるでしょう。すでにそうなりかけていますよね。

今作では、妻を眠らせパンチラ上等でにじりよる碓氷れんに、欲情を見透かされ、射精管理されてしまいます。射精管理のための貞操帯をハメる手つきがおそろしく滑らかです。これだけでも見る価値があります。

すぐ横で寝ている妻をダシに使って、言葉で揺さぶってきますが、このへんは正直台本が弱い。
身も心も拘束する言葉をもっと選んで欲しかったし、あえてこっちをネトってきた以上、妻よりも碓氷れんを選ばせる「言わされ淫語」がいくらでも生まれる状況だったのに、そのへんほぼスルーだったのは残念です。

逆に言えば、そういった痴女に便利な武器をほとんど渡されていないのに、これだけ有無を言わさず男を従わせる説得力を持っているのですから、碓氷れんはすごい。

碓氷れんがAV女優をするのは期間限定だそうです。
これからどれだけVRに出てくれるでしょうか。今、最も見るべき女優です。

[採点:58/60点(ふぁぼ:10、新機軸:8、演技:10、エロ:10、密着:10、淫語:10)]

推薦作品 5
ジャケット画像【VR】【レズって仲良し逆3P】僕の彼女は男も女も喰らう…それは愛か性欲か!ハッピーW痴女ビッチ!思う存分僕を弄んでください。 志木あかね

ハーレムVRにおいて、最も重要なのは女性全員が満足しているように見えることです。
なぜ、わざわざ1本のちんこで複数の女性が遊ぶのか。1本でも楽しめる理由が必要なのです。

そこらへんが無策だと、挿入待ちの行列ができ、こんなんだったら帰ってタカシとヤるわ、ってキレる女性が出てきてもおかしくないハーレムVRとなってしまいます。

ちんこが足りなければレズれば良い、とレズ味で解決するハーレムVR作品はお夜食VR全盛期から連綿とあり、微増している感があります。

男が好きだけど女もイケる、くらいのライトなノリでレズプレイを混ぜるのもありますし、もともとレズカップルなんだけど、キミも混じって見る?的な形もあります。

ですが、そうしたVRでしばしば起きるのが、男がおきざりにされてしまうという現象です。

今作は男があくまで中心となる貴重な作品です。
設定がたまりません。

私、あなたの他に、つきあってるカノジョがいるの、でもカノジョとあなたと一緒に楽しみたいの、カノジョもそうしたいって言ってくれたの……。

そして志木あかねが、このすばらしい設定を設定倒れに終わらせない。
これまで想像もしなかった、このシチュエーションならではのエロプレイにびっくりしました。
志木あかねの視線、表情、淫語、エロの想像力はものすごい。

なお、メロディー・雛・マークスとアシュリー・レッド出演、全編英語で、途中でカメラの三脚が映ったりしますが、『私と義弟とセフレ彼女と近親相姦レズ3P』でもこれに近い興奮が味わえました。

[採点:58/60点(ふぁぼ:10、新機軸:9、演技:10、エロ:10、ハーレム:9、淫語:10)]

推薦作品 6
ジャケット画像【VR】新アングル!地面特化VR 【M男専門風俗】四つん這い手コキヘルス

今期、矢澤レシーブ監督による「地面特化」重要作品がいくつかリリースされています。

「地面特化」は、男が腕立て体勢になりますが、私は腕力もなく体幹も弱いのでそんなに持ちません。
リアルセックスでも、腕立て体勢時間はごく短い。

それに、ずっとうつむいているとなんだか血が下がってきて、息苦しくなります。
そんなわけで、地面特化に私はあまり向いてない。

『《領域展開/地面特化×天井特化》究極3P密着サンドイッチセックス。 前後左右に完全包囲で射精してもやめてもらえない絶頂射精ROOM 木下ひまり×八乃つばさ』は、床に鏡を敷いたり、女性二人並んで正常位など、すごい作品ではありましたが、やっぱり私には下向きの時間が長すぎました。

しかし、前後してリリースされた今作は、地面特化に耐えざるを得ない、という仕掛けが加えられているのです。

M男専門風俗、という仕掛けです。

これまでM男 VR AVは中途半端なものが多かったと思います。何が中途半端だったのか。
それは姿勢だった!

M男AVでは、女優の登場を四つん這いになって待つM男が珍しくありません。
地面特化は、まさに痴女様を待つ姿勢なのです。

さらに四人の今をときめく女優がオムニバス形式で出演するという形式も、まるでM男AVのフォーマットをなぞったかのようです。

そして最初に登場する女優。あまりの手練れぶりに衝撃を受けました。
こんなすごい痴女っぷりを見られるとは思いませんでした。オノマトペを使った淫語、天才です。
最初、この女優の名前がわからなかった(すごく有名な人だった……)ので、専門店から一人だけプロを呼んだのかと思いました。

[採点:57/60点(ふぁぼ:9、新機軸:10、演技:9、エロ:9、密着:10、淫語:10)]

推薦作品 7
ジャケット画像【VR】「ねぇ…今すぐにここでキスして」大親友のカレシを小悪魔寝取りしちゃう巨乳女子大生!葵いぶきのおっぱいと誘惑が止まらない高画質VR!!

翼あおい(葵いぶき)を見ようかどうしようか迷ってました。

2020年下半期に『初VR! 葵いぶきの好奇心全開!!19歳Gカップの笑顔とイキ顔ひとりじめ 【もちろん高画質HQ SPECIAL】』を、あきさんが選んでいるのを見て背中を押され、今作を買いました。

わりとダルなトーンでしゃべるのに、まったくこっちの集中を途切れさせません。
視線の強弱を操る演技力に加えて、魔法のような赤い唇と舌の魅力に釘付けになります。

首の長い抜群のスタイルと白い肌も見飽きません。

今作はとくにお風呂シーンがすばらしい。VR AVでのお風呂セックスの充実ぶりはこれまで見た中で一番じゃないでしょうか。
翼あおいのマイペース感も相まって、ちゃぽんちゃぽんとゆっくりお互いに体を揺らすような、濃厚なお風呂スローセックスです。

お風呂セックスはだいたい1体位で終わる作品が大多数だと思いますが、これは体位のバリエーションが豊富です。
お互い湯船に浸かった状態での対面座位、立ちバック、向かい合っての立位と、お風呂でやりたい放題です。

違うメーカーから、同じ世界線の続編として『カノジョの親友と浮気していた事がバレたのに、ボクと別れたくないカノジョがグイグイゼロ距離でカワイさエロさアピールをしてくるVR!! 七美せな』が出ているのもおもしろいです。

[採点:56/60点(ふぁぼ:10、新機軸:8、演技:10、エロ:10、密着:9、淫語:9)]

推薦作品 8
ジャケット画像【VR】マゾメスVR 5 ダブルHカップ肉弾戦ドMハーレム性処理奴●

集団痴女に主導権を握られるハーレムVRは数多くありますが、M女をかしづかせる俺様ハーレムVRは数少なく、固定カメラの制約もあるのか、俺様感を味わえるものはほぼありません。

今期、男優が主導できるヘルメット型カメラのハーレムVRがリリースされましたが、残念ながらまったく俺様ハーレムではありませんでした。

社会的地位の高い女性が、マスクで顔を隠してM女として蹂躙されるという今作の趣向と極めて近い作品が2020年下半期にリリースされていましたが、途中で女性がただのおねだりモードに入って中途半端に終わっていました(ただし、吉根ゆりあは最後まで求められた役割を完全に理解し全うしていました)。

今作は最後までマゾメスです。
二人の女優はもう怪演といって良いレベルです。

壮絶なCum to Mouth(挿入したちんこをすぐにフェラ)。他の女性に挿入したちんこでも構わずフェラしちゃいます。このハードプレイを雨宮凛と原花音はまったく躊躇無く繰り返します。VR AVではほとんど見られない、あっても一度あるかどうかのこのプレイを、これだけたっぷり見られるのに驚きました。
※ただ、この趣向だとバックや正常位を楽しみたいところですが、対面座位と騎乗位しかないのは惜しいところ。

全頭マスクでさらに際立つすばらしいボディの二人を好きにヤリまくるという貴重な俺様体験でした。

[採点:54/60点(ふぁぼ:9、新機軸:8、演技:10、エロ:9、ハーレム:9、淫語:9)]

推薦作品 9
ジャケット画像【VR】酒池肉林!淫乱絶倫!ヤリマンサークルOBが集まる悪ノリ!ゲスノリ!ドスケベ同窓会 なぜか母ちゃんの代わりに同窓会に行くことになったんだが…助けてくれッ!

同窓会という設定ですが、これだけ歴戦の女優が揃うと、撮影現場は同窓会みたいなんだろうな、と想像します。
女優がみんな楽しそうな和気あいあいハーレムです。

同窓会よろしく、お互いの悪行を暴露したり、癖を懐かしんだり。
気心知れた同士の暴走に、いつも見ている彼女たちのVRは、こっちに合わせてハードルを下げてくれているのだと思い知ります。まさか晶エリーのおしっこを飲むことになるとは思いませんでした。自分の体の上にお刺身を並べて男体盛りされるのにはとまどいました。

毎期、いつの間にか八乃つばさのVRを4〜5本買ってることに気づくのですが、今作の八乃つばさが最もかわいいかも知れません。
次は誰と? というハーレムならではのとっかえひっかえ感がすばらしく、お尻を並べた「選択挿入」シーンもしっかりあります。
晶エリーは対面座位中、脇見せしてくれます。

主人公の名称問題はいまだ結論が出ませんが、今作は「ケンちゃん」と呼ばれます。私は断然支持したい。

ちんこが複数の女性から求められるのがハーレムの醍醐味ですが、一度挿入した女性にもう一度入れるときのリアクションは重視されるべきです。しかしここが希薄なものが大半です。

若宮はずきの「おかえり、私のちんこ!」は今期最高のハッピーハーレム淫語でした。

[採点:54/60点(ふぁぼ:9、新機軸:8、演技:10、エロ:9、ハーレム:9、淫語:9)]

メッセージ

2021年上半期のVR AVに、とても重要な進化がありました。
VR AVが「映像作品」として、このメディアならではの「演出」を手に入れたのです。

こんなことを書くと、今までだってめちゃめちゃ演出しとったわ!と作り手の皆さんに怒られそうです。
しかし、ここはあえて怒られましょう。

VR AVはこれまでどこかAVの鬼っ子だったと思います。
2018年頃、2D AVを主戦場とするプロデューサーや監督が、リスペクトとともに危機感を表明しつつ、VR AVの痛いところを鋭く突くツイートをしました。私はそれらに好感を抱いたのですが、VR AVユーザーからはわりと反感が多かった。

VR AVの痛いところとは、男性不在ということであり、それをユーザーが補完しなければならないところです。
そして、これは私自身がよく思っていたことですが、映像作品としてなんだかあいまいだということです。

そもそも、VR AVは映像作品なのか。
作品というからには、そこに演出意図がある。ですから、ドライブレコーダーや監視カメラで撮影されたものは映像作品ではありません。
ホームビデオは記録映像の範疇です。

ものすごく大ざっぱに言ってしまうと、固定されたカメラの前で、男女のセックスを記録しているのがこれまでのVR AVだった。
もちろん、事前に入念な打ち合わせや台本の読み合わせはしているんだろうと思いますし、シチュエーションを作り込んだり、カメラ位置やアングルを変えたりはしているでしょうが、それはどちらかというと舞台演出に近く、映像演出はなかなかしづらかったんじゃないか。

さらに重要なのは、VRはユーザーにどこを見るのか、不十分ながらも自由があること。360度広がる世界を矩形に区切り、視聴者に視野を強制することがこれまでの映像演出の本質だったと思いますが、VRではそれが通用しないのです。

現在、多くのグラフィックデザインやアート作品はAdobe IllustratorやPhotoshopで作られていますが、最もアートなのはこれらアプリケーションソフトそのものなんじゃないか、という議論があります。

ユーザーにある程度何を見るのか委ねるVR AVは映像作品というよりアプリなんじゃないか。

2019年下半期の投票で、私は次のように書きました。

——この先にいったい何があるのか。女優を3Dスキャンし、ARで自室に呼び出して、女優の言動を学習したAIとセックスする「ソフトウェア」化でしょうか。

——それはそれですばらしいでしょう。でも、私は技術的にまだ発展途上のVRで四苦八苦して作られている「映像」を愛しています。「映像」は作り手が見せたい「視野」を切り取ったものです。しかし「映像」が本来行うはずの「視野の指定」度合いが強いほど、FANZAユーザーレビューで地雷を踏むおそれが高くなります。
(https://sugoi-vr.org/2019-2nd-chijodomei/)

今期、VR AVは映像作品として大きな進化を遂げました。その進化の中心には2つの大きな軸があります。
それが「○○特化」と「ノーカット」です。

■バーチャルリアリティの呪縛から解かれた「○○特化」と「ノーカット」

「天井特化」にはじまる「○○特化」が今期のトレンドでしたが、これはVRの特性である「ユーザーが自由に視野を変えられる」に反するものです。「天井特化」が多くのユーザーに好評だったことで、視野をある程度限定しても大丈夫と思われたということでしょう。

前期の伊藤舞雪VRにはじまる「ノーカット」は、ヘルメット型カメラを用いて、やはりVRの特性である「その世界に自分自身が存在する」に沿っています。男優が頭に付けたカメラで撮影された映像は、それこそハメ撮りの極致のようですが、監督の意図通りにはなかなかいかないでしょうし、男優にとっても手に持っているカメラと勝手が違い、ドライブレコーダーで映画を撮ろうとするような不自由さが想像できます。さらにカット割りをしないのですから映像演出から思いきり遠ざかるんじゃないかと心配になります。

でも、今期のmiru(坂道みる)VRは、「ノーカット」をVR AVならではの演出として確立させたと思います。

VFX以前の映画監督についての記録を読んだりすると、矩形の中に意図した景色を出現させるために狂気じみたこだわりを持っているのがわかります。見せたい色に画面を染めるために川に大量のペンキを流したり、全ての木の皮をはがして塗り直し見せたい森を作ってしまったり。

2020年下半期の結果発表ツイキャスで、矢澤レシーブ監督が目に入るところ全てにエロをつめこみたい、というような発言をしていました。
今期の八乃つばさ・木下ひまり領域展開VRで見せた「地面特化」は、まさにエロを詰め込んだ、狂気じみた作品だったと思います。

「○○特化」と「ノーカット」は真逆のアプローチで、どちらもVR AVならではの映像演出を実現させようという、今期の二大潮流でした。

■VR AVの身体性

今期、とてもおもしろいコラムを読みました。

『「バーチャルセックス」体験したらすごかったし人類を滅ぼしかねないと思った話』

VR AVユーザーが、男優と同じ姿勢を取るだの取らないだの、他人の名前で呼ばれるのは興ざめだのと言っているうちに、VR世界で新しい身体をまとった「本気のVRユーザー」たちは、もはや自らのアバターに生えた尻尾を撫でられると感じてしまうところにいるのです。

ファントムセンスともVR感覚とも呼ばれる、このバーチャルな感覚は、本気のVRユーザーでなくてもそれなりになじみぶかいものでしょう。
先に引用した2019年下半期の投票で次のように書きました。

——時としてまるで未知だった身体感覚を味わう受容器官が体内に生まれてしまうようなVRがあるのです。そんな作品を私は「すごい」と思います。
(https://sugoi-vr.org/2019-2nd-chijodomei/)

こうした感覚は、単に脳がだまされる、と処理してよいものではないと私は信じています。
性の伝道師、キム・ミョンガン先生が「おっぱいを触るとき、触った指からの信号を受けて脳が喜んでいると思うかも知れないがそれは違う。おっぱいを触るとき、それはあなたの指が喜んでいるのだ。おちんちんを触られたとき、おちんちん自体が喜んでいるのだ」と言っています(めちゃくちゃ意訳)。

身体が脳に影響するのです。

「映像」はもはや私たちの一部になっています。そして私たちは映像メディアによって異なる身体性を持ちます。テレビを見るとき、どんなに部屋が散らかっていても画面に集中できます。テレビのフレームもメーカーのロゴも目に入りません。映画を見るときも、街中のデジタルサイネージを見るときも、スマホでtiktokやYouTubeを見るときも、そのメディアに(知らず知らずのうちに)最適な身体で見ています。

スマホで撮影されたような縦長映像には生々しさや親近感を感じますし、横長の映像にはエンタテインメントを期待します。
VR AVを見るとき、私たちはそれに合わせた身体となるのです。※だからこそ、最初にだらんと投げ出した足を見せられると醒めるのです!

天井特化には両肩を床に付けた体勢がもたらす快感がありますし、地面特化VRには、四つん這いの身体がもたらす、ある種の快楽モードがあるのです。

というようなことを前提に、今期の作品を選びました。