2023 結果発表!

くわとロさんが選んだ「すごいエロVR」 2022年上半期

くわとロさんが選んだ「すごいエロVR」 2022年上半期

くわとロさん

推薦作品 1
ジャケット画像【VR】風紀委員の2人から聞こえてくる淫乱ビッチな心の声に従ってイカセまくる!WテレパシーVR

メーカーSODクリエイト

監督夕刊

出演沙月恵奈 神野ひな

得票数2   (他のレビューを見る

VRのRはリアリティ、現実ととらえるならば、この作品のテーマの超能力・「テレパシー」はまさに真逆の方向性。しかし、あり得ないことがあるかのように体験できるのもまたエロVRならでは。そもそもこんな可愛い女の子2人とエロエロなことができるという時点でリアリティなんてどっか行っちゃうのだ(陰キャの発想)

同種のテレパシーVRはシリーズ前作を含め私は見ていないのですが、この作品で良かったと思うのは、女の子たちの心の声と行動の向かうベクトルが同方向だったこと。

心の声を主人公が聞いて願望を満たす行動に移す
→妄想が現実になったと思った相手のレスポンスが跳ねる

といった具合に、状況が相互干渉して加速していく感覚が心地いい。
常に女の子の声が聞こえているのも高揚感を煽っていて良い!
肉声+心の声?2なのでハーレム感もアップ。

気がつけば、今回紹介文を書いた作品中唯一、全脱ぎシーンがない作品となりました。

推薦作品 2
ジャケット画像【VR】ひとりぼっちでいたら、はだかんぼの美人お姉さんに声をかけられ【水中で】こっそりエッチなイタズラをされた。~おかあさんと来た温泉での思い出~

メーカーSODクリエイト

監督矢澤レシーブ

出演月野かすみ 水原みその

得票数1   (他の1票作品を見る

とりあえず、「おねショタ」ものであることは一旦頭から離せ!!
おかあさんと女風呂に入っても違和感のない男児にしては血管の浮き出たゴツゴツした腕が・・・とかいい出すのもやめよう!「ミイラ取りがミイラに」という言葉を思い出すのだ!

私はショタである。いいね。

・・・さて、この作品の本旨は「お風呂ではだかんぼの美人おねえさんを水中でガン見する、イタズラされる」ですが、水中に関しては2チャプターのうち1チャプターのみだったのはちょっと残念でした。ただ、思っていたよりも水中チャプターの視界がクリアで、水面のキラキラ感と相まって希少な体験でした。水面でおねえさん方の顔が見えないのも、かえって妄想が膨らんで良きです。
セックスシーンってこういうコンセプト勝負の作品で要るのか?って向きもあるかもしれませんが、それこそ希少な露天風呂での地面特化的アングルが見られるのでこれもよし!
さすがに発想のもとになったアイデアだけで1作品化するのはコスパが良くはないでしょうしね。
お風呂での2人の顔がつやつやでプルプルそうだったのが印象的でした。他作品も引っ張り出してみてみたくなりますなぁ。お風呂ものだと採点が甘くなる部分がある私。

推薦作品 3
ジャケット画像【VR】大好きな彼女の顔を真近で感じながら ご飯作りも、食事中も、お風呂中も、常にチ○ポ挿れっぱなし同棲生活

メーカーunfinished

監督矢澤レシーブ

出演白桃はな

得票数3   (他のレビューを見る

今流行中の「顔面特化」的な作品と言えるのでしょうか?
入れっぱなしでご飯に歯磨き、確かに日常から離れていて、それでいて白桃はなの美しすぎる顔面が存分に堪能できる、すばらしいです!

ただ、「お風呂ものだと採点が甘くなる」私がやられちゃうのはやっぱりお風呂シーン!

シャンプーで濡れ髪、オールバック状態でおでこ丸出しのはなさん最高ですよ!
恥ずかしがる表情も良い!お風呂はこうでなくては・・・!
付き合ってある程度日が浅めで、かつプライベートな生活をともにする「同棲」の時期でなければ、なかなかパートナーとお風呂に入るとか、入れたまま髪を洗うとかのチャレンジはしないのではないでしょうか?その時期特有の「バカップル」ぶりが体験できて幸せいっぱいの一作です。

推薦作品 4
ジャケット画像【VR】キス特化 昨日のキスよりもっとエッチな今日のキスで上書きする好き好きキス&中出し 天野碧

メーカー本中

監督ジーニアス膝

出演天野碧

得票数1   (他の1票作品を見る

まずは某所レビューを見て、この作品に関して言いたいのです。
目線ズレは確かにある!しかし、他のイイトコにも目を向けようぜ!

あまあまボイスの天野碧。この人は舌っ足らずな声といい意味でおバカっぽいトークが可愛らしい方で、しかしメリハリの聞いた表現で天野ワールドに引き込んでくる方ですね。コロコロと笑い、勘違いして怒り、また笑って。くるくる変わる表情は見ていて飽きません。

この作品「キス特化」なだけあってともかくチューが多いんですが、特別だなと思ったのは地面特化のさらに先、まさに「インベタのさらにイン!」な感じのチューでした。

地面特化は垂直よりもさらに急角度で演者さんの気持ち斜め上方向から顔面に向けて撮りますが、あまりに近すぎて一定距離以上は顔に近づけない物が多いと思います。
地面特化でキスをするには、相手の女優さんがカールアップクランチで頭を起こして顔を近づける必要があります。せっかくの能動的に責められる正常位、その再現としての現状での限界かなと思っていました。

しかしこの作品ではおそらくズームアップで距離感を近づけることで臨場感が大幅にアップしています。ズームをカットしないことで自分から近づいたような錯覚を起こします。
それでも最終的には女優さんは頭を起こすことで零距離となるのですが、それにしても他とはかなり違うと感じました。

最近VRを見る本数も減ってきているので、この作品が唯一なのかはわかりません。
「他にもこういうのがあった」とか「こっちのほうがスゴイぜ!」とかいう識者の方いたらぜひ教えてください。ぜひ見たいので!

推薦作品 5
ジャケット画像【VR】 思い切って勝手にAV化!超イケメンの友達が既にホロ酔いの地味巨乳女子大生連れてきて宅飲み!2 初めは乗り気でなかった地味巨乳女子大生をイケメンの友達が言葉巧みに口説き王様ゲームへ誘導!王様ゲームマジックなのか?それともお酒が回ったからなのか?地味…

メーカーお夜食カンパニー

監督まちるだ

出演若宮穂乃 高瀬りな

得票数4   (他のレビューを見る

今回この作品の紹介文を書くにあたって驚いたのが、お夜食王様ゲームVRがこの作品でまだ8作目だったこと。初作から5年、初期のリリースペースが速かった印象が強いので、もっとたくさん出ているのかと思っていました。

とかく、このシリーズは「思い出補正」との戦いがまずあることは、想像に難くありません。
初期のVRを変えた一本の一つには絶対に入る初作、先の読めない展開、会話の軽快さ、特に「イケメンの友達」役つかささんの絶妙な回し、VR主人公は喋れないことを無口であると逆手に取った上で、最終的には参加した女の子全員から好意のベクトルを受け取るに至る棚ぼた幸福感。マンネリになる、そのマンネリにすることさえも一定以上の完成度を保たなければ叶わないわけですから、おいそれと新作は出しにくい状況だと思います。

つまりは出ただけで名作が約束される、そうでなければユーザーが納得しないシリーズにな(っちゃ)ったと思います。
果たして、期待を裏切らない作品でした。
まったく、これまでの作品と見劣りしない。もちろん、思い出補正を加味しても。
リリースされるだけで「すごい」と言える作品だと思います。

あと、まちるだ監督作品は「本番中はキスをほぼしない」ことで私の中で有名だったんですが、この作品は非常に多いです(過去同監督作品比で、ですが。十分な満足度です)。

推薦作品 6
ジャケット画像【VR】エッチしてる時もしてない時も常に接吻したがる彼女にベロキスで口を塞がれたまま射精する至高のゼロ距離ピストン性交 松本いちか

メーカーアリスJAPAN

監督ジーニアス膝

出演松本いちか

得票数1   (他の1票作品を見る

キスものはほんとに増えましたね。しかし、主演松本いちか・ジーニアス膝監督作品となると他を圧倒する完成度!

キスもののウイークポイントとして、身体が見えない、とか常に密着となると絵的には単調なものとなる、とかが挙げられると思います。たしかにこの作品でも映像としては変わり映えがする絵があるわけではないと思います。しかし、そんなことは吹き飛ばしてしまう、松本いちかの存在感なのです。

キスの際に漏れるくぐもった声が上手い。チュッチュ音の使い方が絶妙。キスを解いたときの表情が魅惑的。耳元で囁くメリハリの付け方が適切です。顔周りで勝負し切れるビジュアルと演技力。さすがです。キスしてるだけで単調→ずっとキスしていられて最高に変わるのです。

ジーニアス膝監督と松本さんといえばAverでのすきっとが浮かびますが、今作はドラマを作り込んだものではなく、シチュエーションを磨き上げた作品。また違った魅力が出ていますね。

推薦作品 7
ジャケット画像【VR】気持ちイイ時も!!射精シたい時も!!キスしてやるからゼッタイ喘ぐなよ 生意気すぎるマセガキ2人の遊び場オジサンになってるボク

メーカーKMP

監督味噌煮KOMI

出演松本いちか 枢木あおい

得票数3   (他のレビューを見る

松本・枢木コンビにM気質のおじさんが性的に羨ましい方向でいじめられる、2Dでも観たことがあるようなキャスティング、シチュエーションなのですが、VRで見ることで新しい扉が開くかもしれない危険な作品でした。

VR主人公は喋れない、昨今では大きくリアクションすることも許されない(私は別に喋っても動いてもアリだとは思いますが)。そういった流れの果てに受動的主人公となってしまうのですが、小悪魔ギャル2人にイジメられてしまうおぢさん、というのはまさにVR視聴者の願望とマッチするんですかね?

正直いじめられるのはヤダなぁ、でも枢木松本ならまず外さないしなぁ、キス多そうだしなぁ・・・と思いつつ、あまり期待しすぎずに(ごめんなさい)観たのですが・・・。

いや、これ良かったです。

演者2人の抜群のコンビ、演技感を感じさせない会話のテンポ、撮影当日松本さんの喉の調子が悪かったようですが、それをも日常の一コマとして取り込んでしまうかのような空気感。言葉では結構ヒドイことを言われているんですが、不快感を感じないラインを保っています。そんな中で、手コキやら挿入やらで責められ続け、声が出そうになったのに気づかれたらもうひとりにキスで口を塞がれる・・・最高かよ。最高ですよ。

推薦作品 8
ジャケット画像【VR】【時間無制限!発射無制限!】【104cm美爆尻!Gcup美爆乳!】人気大爆発の肉感泡姫による極上のおもてなし【パイズリフェラ&淫音フェラ】で口内射精2発・痙攣イキ連発の早漏マ○コに中出し3発!【ゴムNG!子作り孕ませOK!高級ソープランド】 玉木くるみ

メーカーこあらVR

監督こあら太郎(わ)

出演玉木くるみ

得票数1   (他の1票作品を見る

まずはこの作品を思い出します。

https://www.dmm.co.jp/digital/videoa/-/detail/=/cid=h_1349maru00001/

不世出のVR女優・玉木くるみですが、ソープものVRってこれしかなかったのですよ。今作が出るまでは。類まれな恵体、台詞回しの上手さ、ソープ嬢がバッチリハマる個性を持ちながらなぜか、今作まで私は5年近く待つことになりました。
今の画質、適切な距離感、堅実なアングルでたまくるソープが堪能できる日が来るとは・・・!!
しかし待った甲斐がある作品でした。白状しましょう、今期一番ヌイたのはこの作品です!

突出したアングル表現があるわけではない、ドラマ性はこのシリーズに期待するほうが間違い、下手したら「女優が理由で作品を推薦する推し活」だなんて疑われるやもしれませんね。
だまらっしゃい!なんとでもおっしゃい!(どっちやねん)
女優の個性をフルに活かすことだって、立派な作品の個性であり、すごいポイントなのですよ!!!

みなさん、スラ○ダンクはお好きですか?
高校の田○監督が魚○、いや「ビッグ・ジュン」に語った言葉が脳裏をよぎります。

ソープものに好きな女優が出ただけ?
結構じゃないか

アングルやドラマは外でも見ることはできる
だが・・・

玉くるをソープVRで出すことはできなかった
たとえどんな名メーカー・監督でもな

立派な名作だ

推薦作品 9
ジャケット画像【VR】出張先で童貞喪失!? マッチングアプリで出会ったイマドキJ○は童貞好きで優しかった件。リマ

メーカーunfinished

監督凛々

出演新井リマ

得票数2   (他のレビューを見る

最後にアンフェ・凜々監督の作品群からこれをチョイス。
お風呂シーンがある!アンフェのお風呂シーンはすばらです、前半後半のインターバルに使われることも多くて、前半の振り返りと後半への期待を煽る効果もあり、何より画作りがきれいです!ルームとはまた違った魅力が出るのはやっぱりお風呂ですよ!!!

まぁ、お風呂もそうなんですけども。

凜々監督のドラマ作りというか作品作りは、本当に丁寧だなと思います。
正直、「マッチングアプリ」で「JK」と知り合って「出張」で「童貞」を捨てようとしている、「コスプレやオイルを持参する」主人公といった設定は、かなり現実味がなくて、人も選ぶものだとは思います。
しかし、ゴーグルをかぶり作品を観始めると、これがさほどの違和感がない。
新井リマ演じるところの「彼氏はいてマッチングアプリで知り合ったおじさんと援交するJK」にも設定だけだと感情移入はしにくいところなんですが、これが楽しくてエロ味もあって、心地よいトーク、しかも超美形。作品を見ていくと、ああ、ホントはこの子いい子なんじゃないかって思わせてくれます。私がチョロいのもあるのは否定しませんが!

基本的にはドラマと呼べるような展開はありません。しかし、特にリマちゃんの言動にはご都合主義的な性急な展開はなく、自然に作品の流れに身を委ねられます。
おそらく、この子の彼氏はこういう人で、主人公の「おにいさん」とはこれまでどういうやり取りがあって、今日東京から大阪にやってきていて、みたいなバックボーンを、作品には表立って出ていなくても、裏打ちをしっかり行っているのでしょうね。

今のエロVRはアングル、特化にスポットが当たり、シナリオやキャラクターなんてどうでもいい、女優力でどうにでもなる、という部分は確かにあるのかもしれません。
しかし、キャラクター(性格付け)をしっかり作り込み、それをバックに会話に違和感のない作品作りを行っているから、凜々作品は見終わったあとに一種の清涼感が残るのかなと思います。
最新アングルでエロエロなだけの作品も、勿論いい。しかし、登場人物を好きになって、その子といるだけで幸せな気持ちになれるように、セリフに、ドラマに、キャラクター設計に心を割いた作品がもっと増えてほしいとも思います。

私は偶々、演者さんのビジュアルの好みとお風呂サンプルが良かったので、この作品を手に取りました。しかし、やはりアンフェ凜々監督作品はアングルとかの突出した個性は他メーカーと比べて控えめにしているかもしれないが、全体の完成度では群を抜いているな、と思えました。流行の特化アングルもしっかり取り入れていますしね。

メッセージ

あえて、というか、自分の気分的に、今期は「特化」を冠する作品以外のものを自由に見ようと思っていました。
特化全く観なかった訳じゃないし、否定もしてないですよ!もちろん。メインストリーム、最新モードは意味が大きいからこそ、そこにあるのですから。

でも、「特化」が今のエロVRシーンを牽引していることはすごいし、素晴らしいことだな、と思いつつ、それでも。

初期のエロVRって、もっと多様であったようにも、思っていたのです。
メインストリームが定まらない、だからそれぞれが思い思いに、様々な新機軸を試し、ユーザーも新しい要素を我先にと見つけ出そうとしていたような。

もっとカオスだったあの頃が懐かしい。そんな思いが強いのか、仲間内でのスペースでは昔の作品のことばかり話す自分がいました。

でもきっと、自分だけの一番のお気に入りになり得る作品も、今現在も作られているのだ、と思います。

たまくるソープの感想をひねり出しつつ、そんなことを思っていました。