イング内藤さんが選んだ「すごいエロVR」 2024

MadonnaVR、ジーニアス膝監督。
昨年はもう完全にこれ。個人的には圧倒的でした。
膝監督の構成力や陳腐さを回避する脚本・設定、アイデアなどはもういつもの事ながら本当に素晴らしいのだけど、
そこに白石茉莉奈さんという実力派女優が乗るとこんな事になるんかという感じでした。

とにかく間の取り方、言葉のニュアンス、
特にしっとり優しく包み込むように童貞を射精に導く時のゆったりとした、癒しそのもののようで、それでいてむちゃくちゃ淫靡な空気感を作るあのトーン、マジでとんでもなかったです。
本当に『天使のような　悪魔の笑顔(??ミッドナイトシャッフル)』で、義息子を庇護する聖母と男を狂わせる女夢魔を同時に体現するエグい演技でした。

『義母手ほどきモノ』にありがちな「よくできまちたね〜、次は○○しまちょうね〜」的な二重三重のタルさも、構成の妙と腰の入った演技によって一切なくノンストレスで観れます(あれが好きな人ももちろんいるでしょうが)。

もう発売から半年以上経ってるんでネタバレしちゃいますが、なんせ初フェラがお掃除フェラなんですから。これがかなり新鮮でした。
優しく手コキで射精させた後、「汚れちゃったね、綺麗にしてあげるね」って言ってしてくれるのが初フェラなんすよ？
こういうちょっとした順番の妙や見飽きてない絵面の挿入なんかで、一気に場のリアルさやこちらの前のめり感がグッと増すんですわ。

まあこれは『もう硬くなってる』『舐めてほしいの？』『こんなにパンパンになってるよ』とか段取りセリフ踏んで順当にコトが進んでいくVRをアホみたいに観まくってしまったこっち側のスレ具合(苦笑)の問題だろ？という気がしないではないですが。めちゃくちゃ有り難いです。

よく賛否ある『男の手』の使い方にもグッときましましたね。
序盤に緊張をほぐす為かなんかで白石さんの頬に息子の両手を添えさせてじっと見つめ合うというシーンがあり、そこでガッツリ男の両手が出てくるんです。
そのシーン自体もまあいい雰囲気なんですが、
後半のガッツリ息子とのセックスにすっかりハマっちゃってるタイミングで白石さんが再び息子へ頬に手を当てるよう促すんです。

ただ同じ行為でもそれはもう緊張をほぐしてあげる為とかじゃなくて、シンプルに自分が愛とセックスの快楽にもっと深く溺れたいがための我欲なんだ、という事が伝わってくる。そして白石さんがそのままイキ果てる、というイキな演出＆伏線回収。見事でした。
しかしこんな罪な女が義母として現れたら父殺しまったなし。大傑作。

MadonnaVR、ジーニアス膝監督。
何より導入がいい。旦那に温泉旅行をドタキャンされた人妻とひょんな流れでしっぽり呑み。
綺麗な人だなあと思いつつも仕事のグチなんか言いながら楽しく健全にお酒を酌み交わす。
『あ、そう言えば９時から貸切露天風呂予約してたんだ…。でももうちょっと飲みたいなぁ〜。
…そうだ。露天風呂にお酒持ってって一緒に飲もうよ？』

最高やないか。
そこまではあんまりエロを匂わせてないのがまたいい塩梅。もちろんゴリゴリに期待はしてしまうが、普通にお酒飲むだけも全然ある…！みたいな焦らしとリアルさがたまらんです。
麻妃さんの健康的な明るさとそれでも漏れ出す色気の説得力。
そっからの温泉のシーンはゴールはもう決まってるけど、とにかく『嬉しいやつ』をチェックしながら少しづつなし崩して廻る至極のエロスタンプラリー。

お部屋に移動してからもまた良くて、流石だなあと思ったのは空間の使い方。
漫才師が「舞台を大きく使う」なんて言うけどアレを感じました。立ちの体勢での高さを活かしつつ、正面だけじゃなく左からのフェラでうなじや背中のエロスを存分に魅せたり。
個人的にダレがちな手マンの場面も、右手奥側に立つ女性にただ手を突っ込むだけみたいなテンプレではなく、
そこにストーリーや奥行きの往復移動などをプラスする事でこれほど味わい深くなるのかと目からウロコでした。

また麻妃さんがそんな簡単にイカないのもいいですね。「乳首だけでイッちゃう！」とか言って、いちいち一旦ピリオド打つみたく女性がイクのウソすぎません？もっとシームレスでいいじゃんって思ってしまう。
その分こっちは何回出すねんってぐらいイクんですがw

出すでいうと騎乗位で受け止める場面のエロさったらなかったっすね。抜かずのネクストラウンドが始まるとこのドスケベさ。麻妃さんの杭打ちピストンはリズムが良く、かつ深く打ち込む腰使いで本当にエロい。↓じゃなくて??の感じ。増村作品の若○文○を彷彿とさせる気品を漂わせながらこの感じは本当にエロ素晴らしいです。

KMPVR彩、ハメラニアン京都監督。
ロリ系若手女優の傑物のひとり、希咲那奈の金髪姿の確変状態も凄いのですが、
彼女の意外と実は痴女もイケるという資質がいかんなく発揮された作品です。

黒髪時代からそのルックスに似合わず意外と責めも上手いというのは作品に出てましたが、
派手髪ギャルになってグッとニンと合致した感があります。

希咲さんって表情で顔の印象が全く違って見える方で、その瞬間瞬間のギャップでとてもドキッとさせられる魅力があるんですが、
それがお顔をしっかり拝見できるVRにめちゃくちゃ向いてる。

笑った時はフニャアっとした本当に柔らかい笑顔でちょっとイジメたくなる小動物感があるんだけど、
真顔になると途端に鋭くクールな感じでイジメられたくなるお顔になるんですよ。スケベで淫靡な顔にもなるし、目を大きく見開いた時もまた全然違う印象になる。
そのコロコロ変わる表情に心揺さぶられる感じがとても良い。

フワフワした雰囲気の笑顔で『ねぇ〜センセ〜、
教え子にこんな事してバレたらニュースになっちゃうねぇ〜(はーと)』なんて責められてニヤニヤしてたら、
ちょっとした瞬間の真顔の美しさにハッとして、意外とS気質な耳打ち責めにもうメロメロんなって。生意気なJ系に弄ばれる今作の設定と相性バッチリでしたね。

あと初挿入シーンでなんかめちゃめちゃエロい音するの、あれ演出なんですかね。なんか凄い下衆い事言ってすみませんが、めっちゃキツ○ンな音がするんですよね。
希咲那奈さん未見で大人しいロリ系女優のイメージしかなくて、痴女ギャル系が好きな人は是非。

MadonnaVR、矢澤レシーブ監督。
学校で面談中にフェラしてもらうとか、家庭訪問中におっぱじめるにしても息子が近すぎるとかファンタジー過ぎんだろ感はあります、
なんだけど…栗山莉緒のポテンシャルが越えてくるんだよなあ。

100%の褒め言葉として言いますが、栗山さんの御顔があまりにもスケベすぎる。始めこそ守ってあげたいか弱くあざとい奥さん的な雰囲気で登場しますが、すぐに目がバッキバキの激ヤバエロサイコ女に。

そんなぶっ飛んだキャラで痴女っぽいのもしっかりハマりつつ、責められる様Mっぽいのもめっちゃ似合うんです。
家庭訪問の段で声を押し殺しながらセックスする時の顔面のエロさたるや。あなたとなら地獄に堕ちてもかまわんフェイス。
勉強している息子を視界に入れるため立ちの姿勢になるんですが、立ちバックだけでなく対面立位で密着感もちゃんと味わえるバリエーションの豊かさが嬉しい。

騎乗位で見つめられるお顔、とんでもなく可愛くてキラキラしてるお目目なのに狂気しか感じないのマジで興奮しかない。ハマり役。

Marrion Group VR、矢澤レシーブ監督。
流石にこの人数にこのメンツ、うるさ過ぎんだろwとちょっと思わなくもないですが、
やはりこれだけの豪華メンバーを揃えて活き活きと動かされたら全面降伏せざるを得ません。

とにかく見事なキャラ采配とキャスティングでひとりひとり語り出すと終わらないのでそこはゴッソリ割愛しますが、
上級生メンバーと新入生メンバーの采配が完璧で、キャリア的には逆だったりする女優さんがいるも関わらず、これしかないというようなハマり具合でした。
安定と破綻のライブ感を支える上級生メンバーと、三者三様のハマり役を見せる新入生メンバー。
特に日向ひかげ(琥珀ややに改名してリスタート中)のちょうど一番NTRてショックを受ける少し陰のあるヒロイン性が凄く良かったです。
もはやセックスしてる時よりも後ろで犯されてるのを見てる時の方が興奮するかも、なほど。

後はやっぱり沙月恵奈、末広純、弥生みづきの黄金のパリピトライアングル感は凄いよね。
この３人は全国のパコサーに必ずいてほしい盤石さがある。パコサーで全国営業回れる。パコサーでテレビ１周できる。

KMPVR-彩-作品。
生意気なドギャルに挑発されキレちゃって喉ボコイラマで対抗したら調教できちゃったという一作。
引退しちゃったけどとにかく七碧のあちゃんがチャーミングです。
めちゃくちゃ可愛いギャルで、後半は完全に仕上がってデレちゃうんだけど、
前半はまだ自分のドM性に抵抗してて、喉ボコされて涙目でイッてダラダラんなってんのに『マジありえない。マジ雑魚。マジざっこ。』とか言って挑発してまた喉犯されるみたいな、もうギャグ漫画みたいなオモエロさがあってそこも好き。VRにしては割とハードな責めなので鼻水とか普通に出ますが。
自分のドMさに戸惑いながらも昂っちゃってトイレでオナニーするシーンもエロかったなぁ。

SODVR、矢澤レシーブ監督。
The童顔合法ロリな望月つぼみさんですが、不倫して裸でいるところを見られたけど妹だって言ったら何とかなった！はやり過ぎw
でもそれっぽい服を着せて堂々と(すなよ)嫁の近くでコソコソするってのは二重のタブー感があって面白い設定です。

一度切り抜けてからも嫁が寝てる前でガンガンセックスしだす(すなよ)ので、もちろんバレて嫁が出ていくのですが全く動じることもなく嫁を軽く小馬鹿にして続行するクズっぷり。
その直後に始める行為ってのがフェラさせながらマ○コから垂れる精子をすくい入れて手マン！からの寝バック！という何かこの辺のプレイ内容にも一貫するクズさが感じ取れてグッときました。
あどけなくツルンとしたつぼみちゃんが荒々しく突かれて放心していく表情のどエロいこと。

ダスッ！(VR)、矢澤レシーブ監督。
ボブいちかのメイド姿、とにかく天使。
あんだけオフっぽい場面でのこしゃくな感じの『いっちゃん』を見ていても、
この全肯定甘々モードの『松本いちか』に違和感を感じたり、白々しさがないのって意外とマジで凄い資質と地力の高さだなって思いますね。

演技が上手いとか淀みがないとかももちろんだけど、やっぱり普段からあんまり余計なウソがないイメージが効いてる気がしますね。プロな感じというか、稀有な存在。

割と本気で全肯定ゼリフが染みるし、なんならベッドでくすぐりあってイチャイチャしてるとこが一番楽しいまである。
馬乗りフェラで顔射してそのドロドロ顔のまままた突いてみたいなのもメイドプレイっぽくていいすね。ちょっとグロいラストがいい余韻を漂わせてます。

KMPVR-彩-、味噌煮KOMI監督。
配信者が支援してもらう代わりに…みたいな設定が妙にありそうで。
生粋の吹き出し女優でもある皆月ひかるさんですが、今作では媚薬を盛られてしまい帰り際に我慢できずおじさんの部屋を失禁で汚してしまった事でさらに詰められるというナイスお○っこ。
ガンギマリのアヘ顔で彼女の右に出る女優さんはいないんじゃないかってぐらい似合いますね。ああいうネコ耳ヘッドフォンとか配信者ルックも合うんだよなぁ。導入の生生しさからの皆月ひかるさんのアニメっぽさが引き立つファンタジーへのグラデーションが凄くいい塩梅でした。

本中-VR-、ZAMPA監督。
やっぱり美谷朱音は凄いよ。押されるのも押すのもどっちも本当上手い。
あと背面騎乗位のあの尻肉の動き。何すかあれ。あんな生くエロく動めく尻肉観たことないです。