2022年上半期 結果発表!

ぱちべえさんが選んだ「すごいエロVR」 2022年上半期

ぱちべえさんが選んだ「すごいエロVR」 2022年上半期

ぱちべえさん

運営サイト/レビュー寄稿ページ痴女同盟

Contents

推薦作品 1
ジャケット画像【VR】天井特化&地面特化アングルVR ~爆乳おっぱいに前後左右に囲まれ、口・おっぱい・マ○コに中出ししまくり絶頂射精おっパブ~ 松本菜奈実・推川ゆうり

メーカーKMP

監督矢澤レシーブ

出演松本菜奈実 推川ゆうり

得票数1   (他の1票作品を見る

現時点であまたのハーレムVRの頂点が今作かも知れません。

地面特化という男性が女性に覆いかぶさるアングルは、固定カメラだけが女性に覆いかぶさるそれまでの正常位と違って、実際に男優が女優に覆いかぶさります。腕立て伏せ状態になった男優の手は女優の肩口あたりに置かれます。

松本菜奈実に覆いかぶさった男優の手は、傍らに寄り添う推川ゆうりを一緒に抱くように置かれます。
これまでの地面特化ハーレムVRだったら松本菜奈実と推川ゆうりの間に置かれていたはずです。

今作では松本菜奈実と推川ゆうりをまとめて抱くように、左手は松本菜奈実の肩口に、右手は推川ゆうりの肩口に置かれる時間があるのです!

ハーレムVRで初めて二人同時に抱く感があって大興奮でした。

AV界における2022年上半期の大きなトピックとして、SODがFANZAに戻ってきたことが挙げられます。
そのおかげで今期は天井特化&地面特化を駆使した「領域展開」シリーズもあれこれ見ることが出来ました。

「領域展開」では、正常位中にもう一人の女性が割り込んできてバックで挿入するという、2D AV的ハーレムプレイもあれば、挿入を中断してもう一人がフェラといった夢のようなプレイが連発されます。

今作でも松本菜奈実と正常位中に、推川ゆうりが間に入って寝バックというゴージャスな時間があります。その直前の松本菜奈実の脇見せの妖艶さは、脇見せ of the year 2022です。

矢澤レシーブ監督によるKMPでの「領域展開」だったわけですが、監督が替わってもメーカーの特徴というのは残るのがわかったのもおもしろかった。

かねてより、KMPには「サテンの布でいろいろ覆い隠す」問題があると思っていたのですが、今作でも壁全面にフラダンスの腰巻きのようなシャラシャラした布が垂れ下がっています。SODのときだったらこうはしなかったんじゃないでしょうか。

また「エキストラの芝居が今ひとつなことがしばしば問題」というのもあって、冒頭のおっパブのボーイさんはちょっと引っかかります。
ネクタイをもうちょっとちゃんと締めてほしい。しかもVR自分のネクタイも股間にかかるくらい長くて、二人してネクタイに難があります。

おっパブ設定である必要は無かった気がしますし、風俗設定は女性の口調がよそよそしかったり、テキパキしたり、上から痴女目線になったりしがちで敬遠するのですが、推川ゆうりも松本菜奈実もお仕事を感じさせず、しかも受け上手、誘い上手なので、ハーレムらしい俺様プレイ感に満ち満ちているのもすばらしい。

ハーレム正常位 of the year 2017-2022です。

推薦作品 2
ジャケット画像【VR】マジックミラーペアルームNTRエステ 豪華2本立てNTR没入感倍増! 彼女の親友カップルがエッチなことをしている横でこっそり彼女と燃えるような濃密SEX!その彼女がミラー越しに寝取られているのを見ながら僕も彼女の親友と鬱勃起SEX

メーカーSODクリエイト

監督クワッチー 濡れた子犬

出演朝日りん 百瀬あすか

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息の長いシリーズですが、今作はカノジョと最初にセックスしてから、エステルームでの寝取られ、寝取らせプレイへ進むという新展開です。これまでの作品では、スクリーンの向こうでカノジョが寝取られる姿にあまり興味が持てなかったのですが、今作ではカノジョ役の百瀬あすかが気になって気になって、エステルームのスクリーン越しに見える寝取られセックスが猛烈な見どころでした。

両方同時に寝取られるという設定が淫語にあまり活きていないという印象がこのシリーズにはありました。まだまだ淫語が生まれる余地はあると思うものの、今作の朝日りんが繰り出す淫語はかなり好きです。たしかにこのおっぱいには降参です。

推薦作品 3
ジャケット画像【VR】Icap 爆乳年下美少女のささやき隠語と寸止め連発!! ゴム無しおチンポレッスン 大原あむ

メーカーMONDELDE VR

監督大熊猫熊猫

出演大原あむ

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ASMRをほとんど見ないので、すでに他作品であるかも知れませんが、大原あむが多重録音のように、取り囲むようにあちこちから様々な淫語を同時にささやいてくるというドラマチックな冒頭の演出に期待が高まります。

大原あむは痴女プレイではダントツの存在だと思います。今期の大原あむ出演作の中で、最もその特徴が発揮されたのが今作でしょう。お人形遊びをするようにVR自分を好きなようにあしらうM男系プレイが続きますが、最後はしっかり受け身にもなってくれます。受け身になりつつ、男をリードする正常位がとても良かった。

推薦作品 4
ジャケット画像【VR】「1cmだけでいいから…1回挿れて…お願い!」童貞のボクに【神展開!】ヤリたいアピールに押し負けて初体験を奪われたらボクのリビドーが覚醒!Gカップの極上柔乳と生マ○コのヌルヌル感触に興奮して怒涛の【中出し6発・顔射】【ラッキースケベVR!!】 伊南えりか

メーカーこあらVR

監督クワッチー

出演伊南えりか

得票数1   (他の1票作品を見る

「生」「中出し」。

どちらの言葉もAVのパッケージにおいて、すっきりしたゴシック体、流麗な明朝体は似合いません。おどろおどろしい書体が似合う、おどろおどろしい言葉です。本来セックスは生で中出しなものでしょうが、セーフなセックスを楽しむためには非生、非中出しが推奨されます。生殖と離れ、自由に男女がむつみ合うためには「ゴム」が必要です。

1cmだけでいいから生でしようよ、そう言われたとき、かたくなに拒否したのは、ゴムこそが自由を守るものだと思っていたからです。

しかし、時として人は玄関でしたくなるし、廊下でしたくなる。公園の暗がりでしたくなるし、キャンプ場のテントでしたくなる。お風呂から出て行くお尻にそのまま何も考えずに挿れられたらどんなにいいか。

熟練のソープ嬢が部屋のあちこちにゴムを仕込んでいるのはそうした欲望があちこちに転がっているからでしょう。

この作品ほどにセーフセックスと真逆な自由、ゴムの無い自由を謳歌できるVR AVを知りません。だいたい射精というのはみじめなものです。ぬるぬるしたゴムをなんとか指を汚さず結わえようとして汚さずに済んだことがありません。

ああ、ハメ撮りVRってすばらしい。

この作品ほどにあちこちに転がって欲望を放出するVR AVを知りません。
いや、もう一つ知っていました。「1cmだけでいいから…1回挿れて…お願い!」シリーズの乙アリス出演編でした。これも今期の作品です。なんとすばらしいシリーズでしょう。

伊南えりか編も乙アリス編も甲乙つけがたいのですが、なにしろ乙アリスなので。お風呂は乙アリス編に軍配があがりますが、正常位は伊南えりか編が好きです。

1cmだけいいから…と女に言わせる、しかもマッチングサイトを使うくらいにやる気満々なのに女に言わせる、そして相手の同意そこのけで中出ししまくるわけで、伊南えりかに「本当は怖くてたまらなかったんですけど、拒否したら何されるかわからなくて抵抗できませんでした」って後で証言されるんだろうなと思いました。なんでこんなトリッキーな設定なのかわかりませんが、後ろめたさがつきまとうのがこのメーカーなのかも知れません。

ひとつ残念なのは、射精後にお尻を男がガッと押し開いて精液が垂れるのを見せたりするところ。このへんのAV的作法からは自由になってほしいです。

推薦作品 5
ジャケット画像【VR】【悪徳マッサージ】【Gcup美巨乳・104cm爆尻の超肉感美女】が日本未承認【超強力媚薬】で性欲覚醒!【ハメ潮・潮吹き】【エビ反り痙攣絶頂】を連発する早漏むっちりオンナに【挟射2発・顔射・中出し】キメパコSEX 玉木くるみ

メーカーこあらVR

監督クワッチー

出演玉木くるみ

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悪徳マッサージ系や更衣室系で気になるのがベッドの狭さ。

シチュエーション上、施術台やベンチがベッド代わりになるのは仕方ないのですが、落ちないように女性がどこか踏ん張ってる感がイヤなのです。落ちないように踏ん張るのは理性による当然の安全確保でしょうが、快感に我を忘れる野生と相反します。だから私は「肘立て正常位(女性が肘を立てて上体を起こした正常位)」を敬遠するのです。

ところがVR AVトップスター玉木くるみとVR自分は、野生の末に施術台からひょいと降り、立ちバック、そしてまた施術台に戻って正常位をはじめたりします。固定カメラVRでは味わえないめくるめく自在感。

今作のタイトルを見てもわかるように、こあらVRには「文学」が希薄です。
黒々と【】で囲んで強調された単語が頻出し撮影に向けた備忘録のようです。

AVに限らずほとんど全ての創作には思わず知らず文学が入り込んでいるものです。「だいしゅきホールド」は大好きをあえてだいしゅきと言うことで、それを口にする女性やシチュエーションを言外に想像させるという点で文学ですし、「バ・ニ・ラ、バニラ、バーニラ求人!」とブランド名と営業内容をリズム良く連呼するのは草野心平の詩のようです。「GALゲッCHU!」に駆使されたダジャレ的レトリックのキラキラ加減につい薄暗い階段を登ってしまいます。

パッケージにはさらに「キメセク」「中出し×1、ガン射×1、挟射×2」「ハメ潮・潮吹き噴射」「痙攣絶頂連発」と薬の効能のような言葉が並びますが、ホラーな雰囲気を出したいときによく使われる隷書体にも見えつつ、田舎のパン屋がカフェもはじめたときにうっかり使いがちな、ほっこり系フォントで記されています。

そもそも「ハメ撮りVR改」の改はなぜ筆文字なのでしょうか。どんなモチベーションなのでしょうか。

かように絶対ハズレな感じがするピンサロの看板のようなパッケージが損をしている気がしますが、看板に偽り無し、ということを大いに訴えたい。

推薦作品 6
ジャケット画像【VR】ガキんちょ時代の家庭教師は超肉感特化のご奉仕&従順体質だから勉強そっちのけで性衝動に耽ってて数年ぶりに呼び出して乳輪デカ柔乳や艶めく肢体と乳繰り合いVR 谷あづさ

メーカー肉きゅんパラダイスVR

出演谷あづさ

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「ごめんなさい」は言わせても言わされても、私にとって最高の淫語です。ここまで「ごめんなさい」を言わせたった作品に初めて出会いました。

先にいっちゃってごめんなさい、という今作で頻出する理由づけも本当は不要で、たとえば大きいおっぱいでごめんなさい、くらい理不尽なのが理想の「ごめんなさい」ですが、谷あづさの下手に出てる感は実に好ましく、男優がしゃべらないのをいいことに、ここまでいばりんぼにぶつぶつ言いながら見られたのはほんと貴重です。

肉きゅんパラダイスは初見でした。メーカー紹介文冒頭の自意識の処理の仕方が好きじゃないのと、「肉感特化」という言葉に、特化によって削られる視界の不自由さを想像して敬遠していましたが、谷あづさのVRはそれほど無いので手を出しました。

肉体に近づくためか、視点が低めなときがあって少し気になりますが、それが肉感特化なのでしょう。照明がこちらに向かって光っているのは荒っぽいですが、谷あづさのボリュームが強調され、肌色もきれいに見えて効果的です。なによりそんな荒っぽい配置が欲望むき出し感があって好印象でした。

メッセージ

これまで何度か「身体性」について触れてきました。
私が言う「身体性」は、姿勢が精神状態に影響する、程度の浅はかなものですが、VR AVは静かに姿勢から解放されてきたのかなと思います。と言うか、私がますます見慣れてきただけかも知れません。

先日、アニメ映画『海獣の子供』を見ました。原作が大好きでしたが、あのセンスオブワンダーをよくぞアニメにしたものだ、と感動しました。
2時間程度の長さにあの原作を収めるのは難しいので、話がよくわからないのは仕方ないのですが、最も気になったのは「デデ」という老婆の声でした。言葉で語れないことを語るのが原作の良さでしたが、映画ではデデにずいぶん説明を委ねています。

しかし、その声がまったく似合わない。刺青だらけのイケオジであり意味ありげな存在感が際立つ「ジム」を演じた田中珉のすごさと比べるべくもない。

声をあてたのは大女優の富司純子だったのですが、一体何が起こったのでしょうか。

これはつまり、身体性の問題ではないかと思いました。

かつて『アリーMy Love』という海外ドラマがありました。主演のキャリスタ・フロックハートの声は若村麻由美でした。何かのインタビューで、アリーが座っているときと立っているときで声を変えていると読んだことがあります。
声というものが身体から発せられるという当たり前のことに気づかされました。

私はアニメを中心に活躍する声優にずっと懐疑的でしたが、彼らのすごさというのがわかった気がする。
アニメ特有の必殺技を自分の身体由来で表現する特殊技能を持っている。どんなに私が「水の呼吸」と叫んでも、一滴も水は流れないのです。

富司純子はアニメキャラクターの身体に合わせることができなかったのではないか。

私たちはVR AVで男優の身体に合わせることに慣れてきました。だからこそ、推川ゆうりと松本菜奈実をまとめて抱く腕の位置に興奮します。そしていつのまにか、ハメ撮りVRの身体にずいぶん慣れたんだな、と思った今期でした。