2023 結果発表!

くわとロ大尉さんが選んだ「すごいエロVR」 2023

くわとロ大尉さんが選んだ「すごいエロVR」 2023

くわとロ大尉さん

推薦作品 1
ジャケット画像【VR】ヤリモク美人女子大生裏垢女子とのリアルハーレム乱交~Mちゃん・Aちゃん・Rちゃん~

得票数6   (他のレビューも見る)

2023年で1作だけ上げろと言われればこちらを挙げる

エロVRに望む未来が見えた作品。勝手に行っていた「このエロ2023上半期」レビュー文はこちらです

VR映像は見ている側に負担を強いる、酔いやすい。そういった弱点を工夫創意で打破していく過程で、エロVRが良くも悪くも培ってきた様式美、または制約
(主人公は喋らない、動かない)
VR映像は主観と相性が良い、ことから派生したのか生まれた売れ筋の逆、または制約
(主人公以外の男は出さない、客観視点は使わない)

しかしこれらは、「できない」のではなく、「できるが、すると売れない」の消去法、消極的選択の蓄積の成れの果てだと思っていて

今のエロVRは完成されている、しかし驚きはない
それも必然だと思っているのです

過去に「ヘルメット式カメラによるハメ撮りVR」が勃興した際に
カメラ役の男優に喋らせない、喋るのは悪、のような風潮が流れたときに
この結論は見えていた・・・いや、「男優の鼻息が許せない」の頃からか。
こういった制約を生み出していったのは、実は僕達VRユーザーの声だったのかもしれない
メーカーは売れる作品を作らねばならない、ネガティブな意見の集まる手法は使いたくても使えない。その結果、その成約の中での完成度は高まり、何を見ても「これはちょっと」って作品はたしかに無くなった。しかし、それはまるで、作品の大量生産・量産化を促進してしまったのではないか。

そういったものだ、と諦念が僕の意識を支配しだしていた2023年にこの作品は生まれた。

手法としては「ハメ撮りVR」であり、そこには新しさはない。8Kが2023年のメジャートレンドであるとするなら、画質で劣るハメ撮りVRは不利。

それでもあえて発表前には「今更感」さえあったハメ撮りVRに挑み、「フリースタイルVR」という新ジャンルを唱えたこの作品。
まさしくフリースタイルだったのです。
VRの制約から自由を奪還した。

視点が動くことを単に臨場感を出すためではなく、死角となる画角にギミックを配置し(この作品の場合は退場したと思われたぐったりしたチャラ男)、今見えている視界では想像していなかった展開を「後出し」できる。これはとても興味深い今作の発見だったと思います。

画角固定のVRの、完成度は高い、が故の閉塞感をぶち破る自由さ。
とても心地の良い瞬間でした。

推薦作品 2
ジャケット画像【VR】ついにモテ期到来!?僕のことが超、超、超、大好きな4人のヤリマン美女OLと発射無制限の温泉ハーレムイチャラブ1泊2日旅行!!

得票数3   (他のレビューも見る)

この作品では、全8ファイルのうちの5,6ファイル部分、4人の演者がいるのですが、あえてさつき芽衣・蘭々の2人に絞られたお風呂混浴シーンをレコメンド。
蓄積されたVR撮影技術、キャスティング、配役がバキーッとハマったお風呂VR史上に残る名シーン!

エロVRのみならず2Dでもお風呂作品好きにはおなじみ「いつもの温泉」なのですが、5ファイル目は2人といっしょに入って横巾キツキツとなったお風呂で密着感があり、6ファイル目はお風呂VRで他に類を見なかった「水面特化」とでも言うべき画角が新鮮でした。

この作品はハーレム作品としても登場4人の背景、性格がよく作り込まれていましたが、特にさつき芽衣と蘭々のバランスがよかった。
さつき芽衣の演技は初期の初々しさを全面に押し出すナチュラルスタイルから経験値を積み上げて非常にメリハリの聞いた演技をされるようになりましたが、共演者のいる作品ではバランサーとしての役割が求められるのかあるいは自然とそうしてしまうのか、単体作品で見るよりも一歩引いた位置に、意地悪に言えば合わせてしまう傾向があるように、失礼ながら見えていました。
一方蘭々は、強烈な個性を共演作でもそのままに、他の演者を引っ張り上げるかのようなパワフルさが目立ち、これもまた別の意味でのバランスを生み出す存在に見えました。しかしそれはともすれば、蘭々がいるどの作品を見ても同じように見えてしまうぐらいの存在感。
この2人の先輩後輩の立ち位置の差配があまりに絶妙でした。本来先輩格の蘭々を後輩ポジションに置いて時に引いた位置にし、さつき芽衣を先輩にして前に出やすくする。ビジュアル的にも姉妹のようにも見える2人のお互いへの信頼も見えるようで、とても一体感のあるハーレムシーンを生み出しています。

今見返すと冗長すぎてあまり紹介したくない、かってにこのエロ2023上半期時のレビュー(お風呂部分)
https://twitter.com/vr_alias4444/status/1666466112182325249

推薦作品 3
ジャケット画像【VR】旅行中の彼女とテレビ電話をしながら、家では留守中の彼女の妹とSEX!!…しかも旅行帰りの彼女にバレてまさかのラッキー姉妹丼8KVR!!

得票数4   (他のレビューも見る)

彼女の妹に、彼女が旅行中に誘惑されてしてしまう、テンプレートなエロVRの「その後」まで描く構成がまず秀逸であり、VRの女王・枢木あおいを、彼女が得意としてきた(と思われる)妹ではなく姉役に配置する意外性。新鋭・円井萌華への信頼が伺いしれます。実際、枢木を相手にしても引けを取らない掛け合いの軽妙さがあり、単独シーンのみならずハーレムになっても堂々と渡り合う、枢木氏のVR引退前に最後の名バディが生まれたなぁ・・・と感慨に浸りました。

VR作品としての新しさとしては、旅行で不在の彼女とビデオ通話してる最中も浮気セックスし続けるという特殊シチュエーションを、2Dスマホ画面をVR内に写し込んで表現したことですかね。3者の思惑、見えている視界等が多角的で、他に類を見ないシーンとなっています。

今作のメインは円井氏演じる奔放な妹と思いますし、ルーキーらしからぬ達者さでしたが、改めて再視聴してみると、会話の丁々発止のリード、ビデオ通話シーンではその場にいないという難しいところを違和感なく演じきり、後のハーレムシーンへの導入からラストまで、困惑したり張り合ったり、くるくると立ち位置を変えながら円井氏の演技をしっかり支える「受けの凄み」。やはり枢木氏はすごかった。もう次期からはいないのだなぁとしみじみ。

かってにこのエロ2023上半期時のレビュー
https://twitter.com/vr_alias4444/status/1653366236846370817

推薦作品 4
ジャケット画像【VR】SODstar 神木麗が神ボディでおもてなし。 プレイ中に何度も射精してOK 発射無制限の最高級5つ星ソープランド

得票数1   

お風呂・ソープ大好き!な私なわけですが、VRのソープ作品ではAV的なエンタメに組み替えた、実際とは違う「AVソープ」といったものに加工したフォーマットに沿ったものが多く、実際にソープに行ったときの楽しさを再現したものには出会えないな、と思っています。
この作品も、よく見るソープスタジオで撮られたものであり、テンプレートなAVソープものに専属女優を当てはめた、無難な作品に見えます。

しかし、さすがは矢澤レシーブ監督作であり、オーソドックスな「AVソープ」のフォーマットの中でもそれだけには終わっておらず、小さいながらも効果的な演出を重ねて、ソープ遊びの楽しさの片鱗を伝えてくれています。ワードチョイスの面で、初手で用語の誤用があったりするのが少し気になりましたが、枝葉末節はさておいて・・・。
洗体中に世間話、ソープ歴や昼職、初体験や好みのタイプ等、当たり障りない範囲で物腰柔らかく答えてくれる距離感であったり、後半に行くに従って、少しづつ敬語が取れてくるこなれ感であったり。ソープ嬢としての神木氏の立ち振舞いがまたすばらしく、上品な顔のルックスとしっとりした存在感、大当たり高級ソープ嬢の雰囲気がビンビンしています。

ソープ遊びの楽しさの芯には、会話と交流、認知といったコミュニケーションが絶対にあると思っていて、この作品ではそこを控えめな表現ながらも、控えめだからこそほんのりを香る部分もあるのですが、実際に当たり嬢を引いた感が味わえます。

推薦作品 5
ジャケット画像【VR】《領域展開/地面特化×天井特化》究極3P密着サンドイッチセックス。入社後、初出張でまさかの相部屋!?巨乳女上司2人に逆持ち帰りされ朝になるまで連続射精セクハラされた夜 優梨まいな×流川莉央

得票数2   (他のレビューも見る)

この作品を挙げたのは、誘惑シーンが斬新だな、と思ったからです。
作品リンク先のサンプル3枚目を御覧ください。
手前には着衣美女、奥のガラス越しに全裸美女。
VRで表現すると、手が届く立体視部分には着衣。手が届かない平面部分に全裸。
後輩でおいそれと手を出せない立場の自分というVR内ロールの中で、このもどかしさの表現は新しいな、と思いました。

メッセージ

唇を噛みながら、断腸の思いで推薦作から外した作品とその理由を挙げます。
10作品推薦できるのに入れへんのんかい!と思われても、このエロVRがすごい!2023として考えたなら・・・
あえて外す、私なりの「このエロVRがすごい!」への向き合い方なのです。
他の選び方を否定するのではなく、あくまでも私の向き合い方、であります。
すごいと好きの境界線は難しい。

1【フリースタイルVR】近所の歯医者で働くセフレと、情熱的に絡み合う休憩2時間 しおり25歳
https://www.dmm.co.jp/digital/videoa/-/detail/=/cid=urvrsp00262/
推薦作品1と同コンセプトのフリースタイルVRであり、この作品もすごく好きなのですが、撮影的な問題、特に視点ズレが激しく感じました。完成度では1作めがすばらしかったために外しました。この作品は単体を魅力的に見せる、背景にまで組み込まれたギミックの仕込みといい、VR史に残したい傑作であり、もし仮に、今回が2023年前期後期に分かれていたら、後期作品賞にイチ押ししたいぐらい。

2【8K超・超高画質VR】「ちゃんと我慢しないとダメでしょ〜お仕置きっ◆」【M男専用ソープ】でS級小悪魔泡姫による淫語・寸止め 焦らし・チンぐりフルコース!超絶テクでおチ○ポ馬鹿になるまで【淫手コキ2発射・足コキ・口内射精2発射・男潮・中出し3発射… 倉木しおり
https://www.dmm.co.jp/digital/videoa/-/detail/=/cid=kiwvr00587/
今期一番見た(そして実用した)VRなんですが、他女優で同様コンセプト、シナリオのものが多数あり、実用理由が大好きな女優出演が主な理由であるため、泣く泣く除外。でも、Sみあるねっとりした芝居が上記作品とはまた違っていて、素晴らしかった。
こあらVRソープシリーズでは尾崎えりか、齋藤あみりもたくさん見ました。このシリーズはこのエロ投票対象になりにくいと思いますが、個人的にはなくなってほしくない、人気女優とソープ疑似体験という夢を現実にしてくれる、表彰できるものならしたいシリーズなのです。

3 ストレス軽減 元気回復VR ボクは今日…同棲中の彼女の一言で救われた。芽依はボクのすべてを認めてくれる全肯定彼女。 さつき芽衣
https://www.dmm.co.jp/digital/videoa/-/detail/=/cid=crvr00309/
これもかなり実用しましたが、他女優でも同様コンセプト、シナリオのものが多数なので除外。しかし、単体女優として、さつき芽衣の本来の力が最も発揮されていたと思います。これまでもよくあった、信頼と実績のある女優さんがよくハマるVRでの不遇について、ここで話すべきではないですね。

4 Hのときに恥ずかしがって声を出さない彼女にこっそり媚薬を飲ませたらかつてないガチイキ繰り返し下品で淫らなアヘ声オホ声連発「ん゛ん゛っほお゛お゛ぉぉ!イ゛グぅっイ゛ッグう゛う゛ぅぅ!!」本気キメセクに我を忘れて絶叫アクメ 流川莉央
https://www.dmm.co.jp/digital/videoa/-/detail/=/cid=ajvr00195/
流川莉央の表情がどエロく、何度も実用しました。しかしこの作品が過去作品と比して「ここがすごい!」という分析ができませんでした。キメセク作品にて頬のメイクを火照ったものにする、密着感、顔面特化的アップの多用等、これまでのベースコンセプトが昇華したもの、という解釈であり、今期を代表する何かがあるとまでのプレゼン材料を発見できませんでした。しかし、実用度に関しては今期ピカイチかもしれません。

5 甘いキスと、甘い乳首責めを。一つ年上のカノジョに肯定的に甘やかされるずっと待ち望んでいた最高の同棲妄想 小那海あや
https://www.dmm.co.jp/digital/videoa/-/detail/=/cid=savr00276/
レジェンド女優の奇跡の帰還!これが2023年にリリースされた事自体が奇跡ではありますが、確実に女優のお話なので。しかしSNSでは共演作も撮影していることが示唆されており、伝説の再来は、今後が楽しみすぎるトピックではありました。