芹沢智幸さんが選んだ「すごいエロVR」 2021年下半期

詳しい経緯は把握していないのだが、名前の通りピンサロ大好きスズタケ監督がこのコロナ禍での鬱憤が作品製作へと繋がったという気概が素晴らしい。
デリヘル的なシチュエーションや後半に絡みパートがあるのに少し違和感は感じるものの、プレイ内容を忠実に再現している部分にも監督のピンサロ愛を感じる。
監督と同じくなかなか店舗に行けない人にはこの作品が補完になるだろし、店舗に行ったことない人にはお試し的なものになるのではないだろうか。

開始数分で乳首部分が空いた紐ブラ、紐パンになりそこからは二人に責められ、痴女られっぱなし。

下着は変わるものの、全裸にならずに下着姿であったのが全裸よりもエロさを際立たせる。

隣人設定であるものの、少しずつ距離を縮めていくからこそ終盤での告白、絡みで自然と入っていける。

枢木あおいさんの演技力もあるだろうが、序盤〜中盤でのドラマパートがあるからこそ後半〜終盤での絡みが活きてくるというのを実感する。

ホテルに入ってすぐでの絡みパートは北野未奈さんという女優の雰囲気を上手く活かしてていると思う。
VR作ならではあろうが多くはない、立ちバックでのアングルを見られるのも良い。
後半では責める側に回っても北野未奈さんの良さが出ていて、一本を通して女優の良さを知れる。

伊藤舞雪さんという女優さんを使ってシンプルに天井特化、地面特化というのをやっただけで十分だと思わせる一作。
画質にそこまでこだわっている訳でいなく高性能ゴーグルを使用している訳でないが、画質が良いというのを実感できた。

途中玩具責めや前戯などがはいるものの、タイトル通りにほぼ休んでいるシーンがほぼ無く進んで行くのは良い。
3人の女優さんが出演しているが、一人一人のパートがそこまで長くなり過ぎずに立ち替わり入ってきてプレイ進行していくので3時間を超えるがあっという間である。
逆に流れとして繋がっている訳でないので、どこから入っても楽しめる。

絡みのシーン含めて本編の9割ほどは佐藤ののかさんに見つめられたら、ジャケットにあるようにある種洗脳に近い感覚に陥るのではないか。
VR作の特性上は女優さんから語りかける
ことが多いが、少しメンヘラ気味な感じのキャラとの相性も良い。